こだわり親父の水回り豆知識

温水洗浄便座の正しい使い方

1.温水洗浄の正しい使い方を知っていますか?

→温水洗浄便座に正しい使い方なんてあるの?…と思われる方も多いと思いますが、温水洗浄便座は排便する前に使うのがおすすめです。
温水洗浄便座は日本中に普及してきましたが、意外と知られていないのが、まず洗ってから使うことです。洗浄という言葉から、一般的には排便してから洗う機能と思われがちですが、温水洗浄便座は先に温水で洗うことで、肛門の筋肉を暖め、やわらくし、心地よい刺激でスムーズな排便を誘うことが出来るのです。これが習慣になると、パブロフの犬の条件反射のように、便意が無くても、毎日、決まった時間に便器に座ってまず、温水洗浄便座のスイッチを入れると、心地よい刺激で自然な感じでお通じが催してくるのです。当初は出なくても、これを繰り返していると出てくるのです。

2.痔の方にも効果的

→たとえば、痔疾の方は患部を清潔にするために温水洗浄便座を使おうとしますが、毎回、排便時に切れてから洗っていても、清潔にすることは出来ても、毎回の排便の恐怖や痛みは変わりません。
そこで、まず排便をスムーズにするため、トイレに座ったら、まず温水洗浄便座でマッサージすることで、温かい温水でお尻がムズムズしてきて、スムーズな排便を促し、その後きれいに洗浄すれば、痔の進行を防ぐことも出来るのです。そのためには、出来るだけ真下に近いところ迄ノズルが伸び、そこから温水が出てくる機種を選ぶことが重要です。
特に、痔の悪い方は水圧調整の幅が広い機種を選び、使い始めは水圧を低くして、慣れてきたら、水圧を高くしてマッサージ効果を高めて使うと効果的です。
メーカーのショールームには実際に使えるところもあるので、各タイプ毎に2~3回試してから判定してください。

3.便秘や下痢でお悩みの方にも効果的

→痔の方はもちろんのこと、便秘にも、下痢にも、また美容にも効果的です。
痔の原因としては便秘による切痔もありますが、下痢によって肌がかぶれ、それを吹くことによって皮膚が傷ついてしまうことがあります。
下痢の場合は、無理に拭かないで、ゆっくり座ったまま、肛門を少し広げて温水を少し奥まで入れ、少し我慢してから出すようにします。
これを繰り返していると、お腹の中に溜まっていた下痢便がそこそこ排出され、下痢の症状が少し改善されます。そこで、下痢の症状が少し改善されたら、お尻を動かしながら、肛門の周りを満遍なく洗って、軽く拭いて終わりです。
この現象は使い込んでいると自然にできるようになります。使い込んでいると、終わったと思っても温水で洗っているうちにまた出たくなってきます。これにより、年に1~2回程度は宿便まで出た感じにスッキリすることがあります。
上記の様に便秘や下痢はお肌の大敵ですが、これが改善されれば当然、美容にも不可欠な製品といえると思います。

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